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安全な場所をつくろう 公開講演会と、女性の安全「必携マニュアル」

 2008-05-29
こんにちは。
 G8を前にして、6月7日(土)に「セイファー・スペース(“より”安全な場所)」についての公開講演会がありますので、以下にお知らせをお送りします。
 また、「G8女性の人権フォーラム」有志が女性の安全について「必携マニュアル」を作成しましたので、そちらも合わせてお送りします。


●○● 公開講演会 6月7日(土)
「セイファー・スペース(“より”安全な場所)」ってなぁに?
あたらしい村へようこそ-キャンプは社会の縮図-

 国際交流キャンプには、さまざまな人びとがやってきます。
 生まれた国もさまざまです。
 信じている神さまや、ものを考えるときの基準や価値観もさまざまです。
 文化もさまざま。
 肌の色もさまざまだし、ご飯の食べ方だってさまざまです。
 男の人も女の人も、どちらでもない人もやってきます。
 音楽が好きな人、サッカーしたい人、おいしい物作りたい人、のんびりお話ししたい人、面白い物をあっという間に作っちゃう人…
 なんだかわくわくしてきますね。
 でも、これは特別なことではありません。
 さまざまな違いを持った人びとが暮らしているのが、わたしたちの社会ではないでしょうか?
 しかし多様であることを無視して、たった8人の人たちが自分たちに都合のいいように社会のことを勝手に決めてしまおうとしています。
 どのようにすれば多様な人びとが向き合い、尊重し合い、認め合い、共に生きる場をわたしたち自身の手でつくりあげていくことが出来るのでしょうか?
 わたしたちはより多くの人びとともに、楽しみながらキャンプの地でその試みをおこないます。
 キャンプは社会の縮図です。 
 この夏札幌に、あたらしい村が生まれます。

■日時
2008年6月7日(土) 18時30分~
■場所
かでる2・7 1040研究室
■講演
鈴木ふみ(すぺーすアライズ/G8女性の人権フォーラム)
松本麻里(ジェンダー研究/エッセイスト)
■主催
:国際交流インフォセンター/国際交流キャンプ札幌実行委員会
【Blog】 http://2008camp.blog43.fc2.com/
【Mail】 camp2008exco@hotmail.co.jp



●○● 女性の安全のための必携マニュアル
 
G8に向けて 私たちが今いる場を創り出すための提言・・・

性暴力・女性差別は「あるのに、ない」ことにされがちです。
性暴力・女性差別は社会運動の中から、まず、なくしていきたい。
誰もが安全であることは、創造的な社会活動にとって不可欠なことです。

● 性暴力・女性差別はあってはならないことです。
けれども、目に見えやすい集団の中でも、社会の中心からはじき出された集団の中でも性暴力・女性差別は起きています。
この世界の中から、不正義や不平等をなくそうとする社会運動の中にも性暴力・女性差別はありました。
 
● 「男は最前線で活動し、女は従順に支える側で、女はストレスのはけ口になってもよい」という考え方は支持できません。
また、性暴力・性差別の加害者は、他の社会活動の業績や地位があるからといって、その責任を免れるものではありません。
 
 まず、こんな事実があります。
● 多くの性暴力・性差別は表面化しないことが多い。被害が力関係の中で起きている/被害にあった人の話を信用しない/被害にあった人が責められる/加害者の方が地位が高い/加害者がうそをつく/性暴力・性差別を過小評価する人が多いなど、理由はさまざまです。
● 社会運動の中で起きる性暴力・性差別は、もっと目に見えにくい。運動の中で起きるはずがない、立派なあの人はしないだろうという思い込みがあります。被害を告発した人が「運動をつぶす気か」と脅されることもあります。運動を大事にするからこそ、性暴力・性差別に敏感になり、被害にあった側に立った解決をする必要があります。

● 誰にとっても居心地がよい社会をめざすなら、
まずは身近な空間が、そこに関係する誰にとっても安全で居心地が良いものでなければなりません。
「もうひとつの世界を創る」力を信じる私たちは、安全で平等で誰もが大事にされ、尊重される人間関係を予想できるはずですし、今ここで築かなければ、目指す社会を提案することもできません。

・・・・・安全と安心をつくる・・・・・私たちの安全な場のつくり方・・・・・
□ 身体的、性的、精神的な暴力・虐待は一切しない。
□ 境界を保つ。たとえば、相手の明確な承諾なしに身体に触らない。
□ 相手の領域に関することで、相手が拒否している発言や行動をしない。
□ 自分の行動の影響に責任を持つ。他人を不安に陥れる行動をしない。
□ 支配的な言動や攻撃的・抑圧的言動をしない。
□ 酒類のある場では、とくに他人の安全への影響、迷惑を考慮する。
□ 異なる考え方も尊重して、力や暴力での解決に走らない。
□ 文書や発言の言葉の使い方は、女性差別を含めてあらゆる差別がないか、確認する。
□ 困ったときは、その場を去る自由が誰にもある。
□ 「見て見ぬふり」をしない。助け舟を出す。誰かが差別や性的ハラスメントを受けているな、と感じたら、それを指摘し、表明する。

せっかく出会った・集まった♪
安全を確保し、安心を楽しみたい。
大切な人たちと 今いる場をつくろう!

私たちは、日常生活と離れた高揚した集団心理状況で、
特に宿泊所が不足している状況で、
多くの性暴力が起きた事実を知っています。
また、子どものいる人、特に女性が活動に参加できない事実に直面してきました。

場について関係団体に協力を求めます

安全な居場所を確保しよう。
特に安全な宿泊施設が必要です。

託児を分け持ちませんか。
この会期中、9時から22時のうちの2時間、すすんで子どもと接しようではありませんか。
希望日時をや方法を教えてください。
(どうできるか、ご提案ください)

たとえば
立ち寄りおしゃべり処「あんぜん」

支援が必要なら支援を求めあう場を設けよう
そのために、1週間、エルプラザの小会議室に情報集約所「あんぜん」を設置しよう。
特に、性暴力被害の援助活動をしたことがある人も加わってもらい、
立ち寄りおしゃべり処「あんぜん」を維持しませんか。

そして同時に、性差別、性暴力だけでなく、人種差別、民族差別、
同性愛嫌悪、トランス嫌悪、障害者差別、学歴差別、収入差別、
階級差別、身分差別、能力差別、・・・・など、
あらゆる種類の差別を身近な場面から見直す必要があります。

今回の1週間を、「安全とは何か」を
提案しあう機会にしませんか。

安全は広く発想して、できるだけ条件を考えることができます。
そして、各人それぞれの「安心」はどのようなものかを話題にしませんか。
安全をつくろうとする場での安心が楽しさにつながる工夫と発見をしたいものです。
この社会での「差別」に敏感になり、
その水面下で解決されないままの「性暴力」、
女性差別をなくす方針にご賛同ください。

・・・・・私服、スパイ対策
G8に対する警察の監視は厳しいです。全ての活動には私服警官が忍び込む可能性があります。
私たちは私服を警戒するあまり、運動の中で暴力が起きた歴史を知っています。

・・・・・混乱や介入を避けるために
□ 公表されたものを除き、相手を確認せずに、自分や他人の氏名や連絡先を教えない。
□ 会員名簿や参加者名簿の管理を厳重にする。
□ 不特定多数の前で、特定の行動・運動の計画への個々の関与については、話題にしない。
また、運動内での役割、人間関係、などについてもむやみに話さない。
以上を提言します。

安全な場について、引き続き提案してください。
(内容に賛同していただけるなら、
このビラは他の場面でもご活用ください)

作成: G8女性の人権フォーラム 有志 
松本麻里 麻鳥澄江 鈴木ふみ
連絡先:allies@crux.ocn.ne.jp
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